N国 立花党首について

 

立花党首について個人的な分析をしました。

 

N国の出会い

 

私が立花孝志について初めて知ったのは去年あたりです。ニコ生の暗黒放送の横山緑が議員になるということを聞き、そこからNHKから国民を守る党の存在を知りたどり着いたわけです。議員をニコ生から選ぶ(しかも横山緑)という並外れた感性を持っているなど当時から不思議な魅力があった人物ですが、まさかここまで大きくなるとは思っていなかったです。所詮ネットのアングラの一角くらいの大きさだと。。。

ここまで大きくなれたのも彼の戦略だったと評していいでしょう。まず、ニコ生から根を生やし下層ネット住民たちの支持を取り込み、NHK及び既得権益層というわかりやすい仮想敵を作り上げ、政見放送では大々的に目立つように、取り上げられるように仕向け選挙にも受かった。

炎上というものは基本的に乾いたところからだ。乾いたところというのは潤ってなく不満が溜まっていて火がつきやすい。ネット(特に不満の集まるツイッターや底辺の集まりニコ生)などから根を生やしたのは正解だろう。ましてやそこは反メディア精神の溜まり場であり、『NHKをぶっ壊す』というフレーズも受け入れられるしメディアなどがN国について取り上げたとしても、彼の行動は彼自身がYOUTUBEで解説するし、他も再生数を稼げるから取り上げるし、彼の支持者は最初からそれを理解しているし、ましてや著名人が取り上げることによって自分の意見の裏付けにつながり正当化できるのだ。

 

N国の支持者は大きく分けて4つ

  • NHK嫌い、NHK問わずメディア嫌いの反メディア層
  • 既得権益が嫌いという革命層
  • 腐敗した政治に飽き飽きしてる(これは既得権益嫌いにも通じる)政治の話をしたくない、政治はよくわからないも含む反政治層。
  • 退屈した日常の良い刺激になれば良いという炎上層

今まで現状維持で与党に投票していた人たちや、無関心層も取り込んでいるのがわかる。

 

N国がインテリ層やリベラル層(ここでは左翼のニュアンスのリベラル)に嫌われる理由

それは彼ら(インテリ、リベラル)にとっての政治というもの理想の高さから来るものだろう。政治というものはもっと道徳的で公益性のあるもので真面目であってほしいという理想がある。(まあ、民主主義政治においての大前提であるのだが)N国のやり方は実にマキャベリズムであり、またその行動や発言などから政治を利己的なものとしか思えないからである。

だから今回の国会議員やめますという宣言も『支持者を馬鹿にしている』という思考に繋がるし、(さっき言った支持者の分析通りならそんなことを思っていない)『埼玉県民の良識が試される』という考えになるのだ。

 

これは個人的に思うことなのだが、N国も民意の一つであり(民主主義という制度上の観点からも)彼を批判するのではなく、彼を生み出すこととなった要因について分析し、(NHKや政治腐敗など)そこを正していくことがN国を破壊することなのではないか?彼や彼の支持者を問題視することは、インテリ層やリベラル層の嫌う自己責任論に回帰してしまうのではないのかと私は思う。本来、炎上に対する有効手段は相手をしないことなのだが、もうそれができないほど巨大化してしまった。

 

真のマキャベリスト

君主論』でおなじみイタリアの政治思想家、外交官ニッコロ・マキャベリの言葉にこんなのがある。

 

it is much safer to be feared than loved

愛されるよりも恐れられる方が安泰である

 立花党首にぴったりの言葉であろう。彼は真のマキャベリストといっても良いかもしれない。