JGPとBI

 

こんにちは、普段よりも真面目な記事です。

Twitterで手取り15万がトレンド一位になり、阿鼻叫喚になっていてそのことについて私はツイートしたのですが、色々と言葉不足なのとツイートの文字数がだるいのでブログに書き起こします。

 

まず、賃金が上昇しないことについて。

 

賃金が上昇しないのはそもそもの経済状況が悪いのと企業側はコストカット(人件費削減)政府側は社会保険の負担、税負担の増加で手取りが減らされていることでしょう。

まあ他にも色々あるのですが割愛させていただきます。

 

では、この手取りが増えない状況つまりギリギリの生活ラインで生きていかねばならぬ現状をどう変える必要があるのか、その対処策としての二つの案を提示し比べていきたいと思います。

 

JGP

JGPとは就業保証プログラム(job guarantee program)の略であります。

JGPは働く用意と意欲がある適格な個人なら、誰でも職に就けるように政府が約束するプログラムであり、政府が最後の雇い手になることです。

このプログラムは、要望に応じて短期的やパートタイムなどの柔軟な労働条件を可能とし福利厚生(社会保障、育児、医療、休暇)も含まれ賃金は政府によって設定される。

統一基準賃金の利点は、プログラムの賃金よりわずかに高い賃金を払えばそこから労働者を引き抜くことができ他の雇用者との競争を限定できる。こうして、プログラムの賃金は基準賃金となる。それより下の賃金で働かされてるものたちが流れてくるので労働者を低賃金で安くこき使う企業は淘汰されるだろう。最低賃金の引き上げとは違い、ブラック企業が消されても失業者は増えない。なぜなら政府が雇うので。

またこのプログラムは経済と物価の安定を促進するのにも役に立つ。景気後退時に増加し景気拡大時には縮小する。ビルトインスタビライザー(自動安定装置)として働く。

JGPは民間のブラック企業などは労働改善しなければ人がプログラムの方に流れるのだけども、賃金上昇もできないほどの中小企業が倒産していくことに対するリスクと、移民をどうするべきか。移民受け入れ拡大をセットでやれば大量に移民が流れることや、現実的な制度設計の問題がある。完全雇用達成までプログラムは拡大するのだが、雇った人を活用できる場所はあるのか、インフラ整備だけでは足りないのではないか。まあ西成などの日雇いで工事現場で働かされるよりはマシかも。

 

BI

BIとはベーシックインカムのことである。

BIとは政府の最低限所得保障で全ての国民に最低限の生活を送るのに必要な額の現金を定期的に支給することである。

最低限度の額をもらえるので生活のためにブラック企業に勤めてもさっさと辞めて転職し、また自分が好きな仕事や趣味を生かした職に就けるということである。給料が低いけどやりたい仕事など。またBIは社会保障費、医療費などは自己責任になり政府保証はなくなる。高額な医療費を払わされることに。(この辺はBI論者で意見が違ったりする。政府が医療費負担は変わらないとか)

またBIでは失業者やニートの増加も懸念され、またブラック企業も淘汰されるわけではない。政府による給料の最低保証は労働環境の改善などはされにくいし、企業も安くこき使える人材がますます増えるだけではないのか。BIで保証されているから安い賃金でも文句が言えず、転職しようにもどこも同じような労働環境になっていれば意味がない。また潜在的なインフレ懸念もある。

 

仮にニートなどの生き方も多様性ということで認めるとして、働かずに生きる人だらけになれば生産能力が落ち、モノやサービスが受けられないということが起きる。

介護されたいのにデイサービスがない、介護職に就く人がいないから誰も面倒を見ないなど。人員確保のために給料が上がるとしたらBIの掲げていた理念の金のために働かないに矛盾するのではないのか。